2020年4月現在、VALORANT(ヴァロラント)はクローズドβテストが実施中です。
ですが、対象が カナダ、アメリカ、ロシア、トルコ、ヨーロッパ、CIS諸国のみ となっているため日本からの参加は不可能です。
実は、VPNを使用することで日本からも参加することが可能となるため、今回はその方法を解説します。
日本からVPNという技術を使用して海外サーバーへ接続するため、遅延が発生します。この遅延は自身への影響のみならず、他のβテスト参加者へも影響を及ぼします。正規の方法ではないため、実施は自己責任で行ってください。
ネットワーク関係やPCソフトの操作に不安を覚える方は日本が対象になるまでお待ちいただくことをお勧めします。
以上のことから、当サイトはVPN接続を行った際のトラブルや故障を含む一切の責任を負いかねます。
この記事の目次
VPNソフトを入手する(無料)
最初に、海外のサーバーを中継するためのVPNソフトを入手します。
今回は筑波大学が無料で公開している「VPN Gate」というソフトを使用します。
下記サイトにアクセス
https://www.vpngate.net/ja/download.aspx
ソフトをダウンロード
zipを解凍すると、中に「vpngate-client-v4.34-9745-beta-2020.04.05」というアプリケーションソフトがあるので起動しましょう。
※ファイル名の日付部分は更新日により異なる可能性があります。
VPN接続設定を行う
ソフトを起動し「VPN Gate 公開 中継サーバー」を選択します。
選択するとずらーっと接続先が表示されますが、今回はアメリカの中継サーバーを経由して接続したいので「国・地域」の部分をクリックし「United States」を選択しましょう。
「United States」を選択すると下部ボタンの「選択したVPNサーバーに接続」が押せるようになるので、クリックして同意し、プロトコルを選択して接続完了です。
接続に使用するVPNプロトコルはどちらでも問題ないです。
接続がうまくいかない場合はVPNプロトコルを変更し、再度トライしてみてください。
※追記
TCPでインストールができなかったが、UDPに変えたらインストールができたという報告をもらっています。
接続できているか確認
正常に接続が完了すると、最初の画面に接続したサーバーが追加されています。
「状態」の部分が「接続完了」になっていれば正常に接続できており、アメリカにある中継サーバーを経由している状態です。
※アメリカサーバーを経由してインターネットに接続しているため、YoutubeやTwitchを視聴する際も格段に読み込みが遅くなります。
Riotアカウントを作成
VPNを使用する本来の目的は、海外のRiotアカウントを作成するためとなります。
VPNソフトで無事アメリカサーバーに接続できたら早速Riotアカウントを作成しましょう。
下記サイトにアクセス
https://signup.na.leagueoflegends.com/en/signup/index#/
メールアドレス・パスワード・生年月日・認証を進めてアカウントを作成しましょう。
今回はアカウントを取得するだけなので、LoLのインストールは不要です。
アメリカのアカウントか確認
アカウントの作成が完了したら、そのアカウントがアメリカのものであるかを確認する必要があります。
※ベータテスト対象の国のアカウント出ない場合、参加に必要なキーを取得できないため。
こちらのサイトにアクセスすると、自身のアカウント情報が表示されます。
「LOCATION」の部分が「 United States of America 」になっていれば、アメリカのアカウントとして取得できています。
ここまできたらあとはキーの取得とゲームのインストールだけです!
もう少し頑張りましょう!
TwitchとRiotアカウントをリンク
ストリームを視聴する前に、TwitchのアカウントとRiotのアカウントをリンクさせる必要があります。
既に他のアカウントがリンクされている場合は一度解除し、先ほど作成したアメリカのRiotアカウントをリンクさせましょう。
ベータテストへの参加キーを取得する
アメリカのRiotアカウントをリンクさせたTwitchアカウントでゲームタグ「VALORANT」のストリームを視聴することで、一定確率でキーを取得することができます。
このキーのドロップ率には諸説ありますが、とりあえず根気よく待つことが重要です。
好きなストリーマーを視聴するのもいいですし、キー取得のための放置ストリームを開いておくのもアリです。
キーがドロップし、取得で来た際には右上のベルマークに通知が届きます。
ゲームをインストール
キーがドロップしたらあとはゲームをインストールするだけです。
再度VPNに接続し、アメリカサーバーを経由した状態で公式サイトにアクセスし、ログインしましょう。
するとダウンロード画面が表示されるので、そのままダウンロードし、プレイ可能となります。
※公式サイトでのダウンロード画面の画像が用意できておらずすみません!
よくある質問
●VPN解除の仕方は?
VPN Gateで接続している接続設定名で右クリックし、切断をクリックすることでVPNを解除することができます。
●Twitch視聴中もVPNに接続する必要がある?
いいえ。ストリーム視聴中は切断してOKです。アカウント作成時と、ゲームデータインストール時のみVPNが必要になります。
●ゲームプレイ時もVPNは必要ない?
インストールが終わり、ゲームプレイ中は繋ぐ必要はありません。
●規約違反じゃないの?
規約違反ではありませんが、公式は「おすすめしない」とのことです。
最適なサーバーを介して接続しているわけではないのでPingが跳ね上がり、ゲームプレイ中の遅延が発生します。
競技性の高いゲームだからこそ、自身にも他のプレイヤーにも影響を与えるためです。
●ドロップしないんだけど?
→Riotアカウントの「LOCATION」が 「 United States of America 」 になっているか確認しましょう。また、TwitchにリンクされているRiotアカウントが上段で作成したアカウントであるか確認しましょう。
→1日2時間以上の視聴は意味がないとの話もあります。2時間視聴すると、その日は視聴しなくてもドロップする可能性があるとのことです。
→ちなみにタブやウィンドウで複数のストリームを開いていてもドロップ率は上がりません。
まとめ
- VPNでアメリカサーバーに接続する
- アメリカサーバー経由でRiotアカウントを作成する
- 「LOCATION」が 「 United States of America 」 になっている アカウントをTwitchにリンクする
- キーがドロップするまで「VALORANT」のストリームを視聴する
- VPNに接続してゲームをインストールする
コメントを書く